術後に陰茎増大の効果が持続しない理由は何?
陰茎増大術は日本では1990年後半頃から、各地の美容外科等で実施されるようになった手技です。安全な手法で短時間・低価格でおこなえるということから、幅広い年代の男性に支持されるようになりましたが、術後は約4年以内に陰茎増大の効果が無くなってしまうのが特徴でもあります。
なぜ陰茎増大術は半永久的な効果持続がないのか、その理由は陰茎増大時に使用される医療用硬化剤の性質が影響しているからです。一般的な陰茎増大で用いられている硬化剤はジェル状のコラーゲンで、天然由来成分で構成されています。
低価格ということもあり多くの美容外科の目玉として掲げられていいますが、このコラーゲンは水溶性で体内に吸収されやすい特徴を有しているものです。陰茎増大として注入するのは20ml~35ml程度なので、約4年ないし5年ですべてが体内に吸収されます。術後に陰茎増大の効果が持続しないのは、コラーゲンを使用した陰茎増大術であるからです。
半永久的な効果持続をする陰茎増大術はあるの?
術後もずっと効果を持続させられる陰茎増大術は、医療用硬化剤のひとつ「フィラー剤」を使用した持続定着型の陰茎増大です。この「フィラー剤」とはシリコンの一種で、人体に吸収されない物質です。医療用コラーゲンが普及するまでは女性の乳房形成にも使用されており、男性の陰茎増大術でもポピュラーであったものでした。
しかし、「フィラー剤」は10mlで約7万円という高価な医療用硬化剤であるため、美容外科の施術は高いというイメージの定着になったものでもあります。現在のように低価格の陰茎増大や乳房形成を謳えるのは、医療用コラーゲン剤という安価なものを使用できるようになったからです。
ただし、コラーゲン剤だと人体に吸収されるので、術後の効果持続は数年で無くなるデメリットもあります。半永久的な陰茎増大効果を持続させるには「フィラー剤」を用いた増大術の一択となり、必要な費用は約15万~20万円が相場です。
まとめ
以上、陰茎増大の術後に効果が持続しない理由と、持続効果がある陰茎増大術の紹介でした。陰茎増大といっても使用する医療用硬化剤の種類によって、術後に持続効果があるものと無いものの2つに分けられます。コラーゲン剤は安価ではあるものの、陰茎増大を保つためには定期的な処置が必要となるのが特徴。フィラー剤であれば初期費用は高い反面、半永久的の効果持続を得られる施術になります。どの陰茎増大を受けるのが自身にとってベストなのか、よく吟味して適切なものを選択しましょう。